VA・VE提案事例

Before

門型プレートにおいて、依頼された形状がL曲げの部品と三方曲げ部品の2分割仕様であり、溶接個所が3か所ありました。三方曲げ加工に関しては、曲げ形状が複雑であり、加工に時間がかかっていました。溝溶接と2部品の溶接が必要で作業時間が長時間化しており、また、溶接に伴う歪みを取る仕上げ作業にも時間を要しておりました。

After

2部品で製造していた門型プレートを、一体物で製作する仕様に変更しました。これにより、曲げ加工が単純になり、また、角のみを溶接する仕様へと変更できたため溶接個所を2点に減らすことが可能となり、曲げ加工時間・溶接時間を低減させることが出来ました。また、溶接による歪みも発生しにくく、歪みを取る仕上げ作業時間も短縮しました。
当門型プレートは、500個/月の量産品であり、加工の単純化による工数削減で、大幅なコストダウンを実現しました。