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ベンダーを用いた30°のR曲げ加工でコストダウン

提案効果 コストダウン
加工内容 曲げ加工

ベンダーを用いた30°のR曲げ加工でコストダウン

Before

建設現場で使用される上図のV字型固定金具について、従来はプレス加工にて30°の緩やかなR形状を成型していました。しかし、プレス加工を用いると金型製作費や管理コストが発生し、小ロットではコストが割りに合わない場合があります。そのため、新規でプレス金型を製作せず製造したいというご要望を頂戴することがありますが、通常、ベンダーによる加工は30°以内の鋭角R形状しかできず、結果として小ロットであっても専用のプレス金型を使用する工法が用いられています。

After

小ロットの場合、2種類のベンダーとプレスを駆使することで、専用金型を製作せずに30°のR曲げが可能となります。
①あま曲げ ②プレスでR付け ③ベンダーで最終曲げをという工法転換により、R形状を成型します。この工法では、金型の新規製作が不要となるため、初期コストの低減を実現することができます。

コストダウン・品質向上・短納期化のポイント

小ロットの場合、金型製作費を抑えることがコストの点で重要になります。今回は、プレスからベンダーを用いる加工法に変更したことにより、金型製作を不要としました。金型を製作しない形状と、金型レスでの工程設計を、設計段階で検討することを推奨します。

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