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駆動部用カバーの展開の変更でコストダウン

提案効果 コストダウン、納期短縮
加工内容 曲げ加工、溶接加工

駆動部用カバーの展開の変更でコストダウン

Before

農業機械に搭載される駆動部用カバーの製造において、従来は三方曲げを、角溶接が必要な、両引で行っていました。両引による曲げ加工品の角溶接は、三方曲げの内側に溶接が漏れることがあり、溶接跡の処理が必要でした。処理工程は人手での作業となり工数が増加し、コスト上昇の要因となっていました。

After

そこで、角溶接を無くすことができる三方曲げ箇所を片引に変更しました。これにより、溶接時の内側への溶接漏れをなくすことが可能となります。結果として溶接跡の処理が不要となり、処理作業工程を削減、加工コストの低減を実現しました。また、工程短縮による製造リードタイムの短縮も可能となります。

コストダウン・品質向上・短納期化のポイント

三方曲げ加工を両引にて行っている場合、片引での曲げ加工に変更することが、工程短縮につながる可能性があります。また、溶接が発生する板金部品においては、展開方法や加工方法の変更を検討することが大切で、その結果、仕上げ作業工程の短縮・コストダウン・製造リードタイムの短縮が可能となります。

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