VA・VE提案事例
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提案効果 | コストダウン、納期短縮 |
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加工内容 | 曲げ加工 |
板金加工品の工程数減らし総作業時間削減
Before
パターゴルフ場にて使用される、ホールカップ側面板を製造する上で、従来はベンダー加工機を使用し端曲げに30秒、三本ローラーでロール曲げし10分を要しておりました。ベンダー加工のみでの製造だと、加工品が機械に干渉するため、ロール曲げ加工は別工程にて行う必要がありました。
After
中間板を逃がすことにより、ベンダー加工機による一体曲げが可能になりました。端曲げ加工、ロール曲げ加工を1台で連続して行うことで、生産時間が3分に短縮しました。生産時間を1/3に短縮したことにより、加工工数が減り、加工コストの低減を実現しました。また、ベンダー加工機のピッチ押しの数値を設定できるため、安定したアール加工を実現しました。
コストダウン・品質向上・短納期化のポイント
ホールカップ側面板など、円形状の加工品を製造する際、端曲げとロール曲げを同一工程で行うことができるか、検討することが重要です。当事例では、中間板を逃がすことにより、ベンダー加工機のみで端曲げ・ロール曲げを行い、工程短縮によるコストダウン・製造リードタイム短縮を実現しました。