VA・VE提案事例

Before

農業機械に搭載される土砂シュートにおいて、半自動のCO2溶接機にて溶接していました。マーキングを行わず、図面に沿って測定して溶接個所を確定していました。測定、位置決め作業は人的に行っていたため、作業時間が長時間化し工数も増加しておりました。また、人的作業を介すことにより、品質の低下も懸念されました。

After

レーザー加工機による鋼板切断の際に、合わせて溶接個所を全てマーキングすることで、作業者による測定と位置だし作業をなくすことができました。測定・位置決め作業は溶接作業を長時間化させる原因となりますので、測定作業の省略は大幅な作業時間の短縮につながります。また、測定ミス等のヒューマンエラーを防ぎ、一定の品質維持を実現することが可能となりました。