VA・VE提案事例
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提案効果 | コストダウン、納期短縮 |
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加工内容 | プレス加工 |
二ブリング・バーリングの工程短縮でコストダウン
Before
バーリングが必要なSUSの板金加工品において、シャーリングで鋼板を粗加工し、タレットパンチプレスで外周を二ブリングしていました。その後、プレス工程でバーリング、バリ取りを行い、ベンダーで曲げ加工を行っていました。当製造方法では加工工程が長なり、またバーリングの際の段取り作業発生により工数が増加していました。
After
金型を変更することにより、タレットパンチプレスで、ニブリング・バーリングを一括して行うことで、加工時間を大幅に削減できました。工程を一つ削減することで、加工工数が低減し、コストダウンを実現しました。プレス工程の削減は金型の取り換え作業など、長時間化しやすい段取り替えなくすことができるため、加工時間が大幅に短縮し、短納期化が可能となりました。
コストダウン・品質向上・短納期化のポイント
プレス機は、金型の段取り替えが発生するため、工数が増加しやすい工程です。タレットパンチプレス+プレス機のように、プレス機にて二次加工をおこなう工程設計をしている場合は、タレットパンチプレスにて工程一体化を実現できないか検討することが、コストダウン及び製造リードタイム短縮の点で重要です。また、新規加工品の場合は、2工程分の金型が必要になるため、初期コストが増加してしまうので、プレス工程による二次加工が必要かどうか、十分に検討することを推奨します。