研削カス廃棄箱

スタックできる研削カスの廃棄箱の製作依頼を受け、現状品を元に確認を行い、仕様を詰めました。
箱には、重ねて保管するための補強板（リブ）を設けて強度を上げ、リフトでの移動用に差込口を空けています。

角パイプを用いた接合部は、製造コストを下げられる溶接方法を提案。図面情報が少ない状況でしたが、細部まで確認を行い、お客様の希望に合わない部分は仕様の変更も行いました。

研削カスに油が付いているため、カスが排出されず、中に溜まることも考慮し、全面溶接で仕上げました。
通常、全面溶接は歪みが大きく出ますが、熟練の技術で歪み取りを実施して、図面の寸法と形状を保持しています。

BANKIN LABOを運営する(株)トリパスでは、一貫製作の強みを活かして幅広い加工が可能です。
今回は、提案を重ねた上で本製作となった事例です。試作品や小ロットの加工についても対応が可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。

BANKIN LABOの板金加工事例