ハイテン材とは?
ハイテン材とは?
一般構造用鋼材よりも強度のある鋼材です。引張強度が強いため、同じ強度を保った上で一般構造用鋼材よりも重量の軽減を図ることができます。
一般的には、引張強度が約490MPa以上のものがハイテン材に分類されます。
ハイテンの特徴とは?
ハイテン材の特徴としては、主に下記の内容が挙げられます。
- 引張強度が高いので軽量化が可能
- 材料費(コスト面が経済的)
- 機械的性質
- 加工性(切削加工、プレスなど)
- 溶接性
軽い素材の代表であるアルミとの違いについて
アルミニウム合金は軽量性や加工性(切削加工、プレスなど)が高いなどメリットも多くありますが、ハイテン材とアルミ材の違いとしては、ハイテン材のコストが安いこと、溶接性に優れていることなどが挙げられます。
ハイテン材の加工について
・切断
➡ハイテン材をレーザー切断にて1枚の母材から多くの枚数を切断する際、SS400など一般構造用鋼材に比べると熱が伝わりやすく、一定の条件で切断することが難しい場合もあります。また、バリが出やすいという傾向もあります。
弊社では、上記の内容を踏まえて熟練したスタッフの経験と知識を基に様々な対策を行って加工を行っております。
・曲げ
➡SS400など一般構造用鋼材に比べると材料強度が高いため、スプリングバック量が大きく、寸法や精度を出すことが非常に難しくあります。
※弊社では曲げ技術者工場板金1級技能士が2名在籍しており、高精度な製品を製作することができるという点においてお客様に高く評価されております。
縞鋼板の加工なら「BANKIN LABO」を運営する株式会社トリパスにお任せ下さい
「BANKIN LABO」を運営する株式会社トリパスでは、ハイテン材の加工も行っております。ハイテン材の曲げ物に関しても、弊社では曲げ技術者工場板金1級技能士が2名在籍しており、高精度な製品を製作することができるという点においてお客様に高く評価されております。ハイテン材の加工についてお考えでしたら、是非お問い合わせください。