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ステンレス架台とは?加工ポイントや実績をご紹介!

ステンレス架台とは?

ステンレス架台とは、ステンレスの板や型鋼などを用いて作られた架台のことです。架台とは、取りつけるものを支えるための構造物の事を差し、必要とされるシーンは工作機械や産業用機械、食品装置等、多岐にわたります。

ステンレスは錆びにくい材質であることから、雨や風にあたる場所などの耐久性・防食性が求められる場所へ設置される際に用いられることが多いです。

ステンレス架台の加工におけるポイントについて

・ステンレス架台の場合は、塗装などせずにそのまま使用されることが多い為、キズが付かないように注意しながら加工を行っています。また、角パイプを溶接する際は、パイプの継ぎ目が製品側(表から見えない面)になるように溶接することで、美観性を損なわないようにしております。

・架台は強度が求められるため、全溶接の指示があるものが多いです。溶接による歪みを極力抑える為に、溶接の手順を工夫しながら指示内容に沿った加工を行うことが重要です。

・強度を保つために、型鋼での加工が指定されている場合は、基本的にはアイアンワーカー等で切断・穴加工を行いますが、状況によっては、溶接後の歪みを取った後に、レーザーで製作した治具を用いて後から穴加工を行うことが有ります。高さ100mm以内の型鋼への穴あけは、ファイバーレーザー加工機による立体加工で行うこともあるなど、製品の仕様、加工指示によって柔軟な対応が可能です。

・強度が不要な部分や穴がたくさん開いている部材については型鋼を使用するよりも、板をレーザー加工したものを曲げて製作したほうが安価な場合があります。また、レーザー加工時にケガキを入れることによって後工程の作業時間の短縮を図ることも有ります。BANKIN LABOを運営する株式会社トリパスでは、VA/VE提案ついても随時行っております。

ステンレス架台の加工事例紹介!

①全長20m SUS架台・ケーシング一式

全長約20mの薬品製造ラインを製作した事例です。上面は角度1度の勾配があり、カバー美観にも厳しい要求事項がありました。SUSアングル材を基本に架台を組み、カバー関係は溶接歪を最小限にし#400バフ仕上げとしました。

>>>全長20m SUS架台・ケーシング一式の加工事例はこちらから

②W2430×2415 SUS304機械装置架台

部品点数112点のSUS304製精密架台の事例です。各面で平行度・水平度1.0㎜を要求される製品の為、SUS自体の溶接歪を最小限にする必要がありました。当社では立体レーザー・機械加工にて断面精度を上げ、主要な溶接をYAGレーザー溶接にて行い、要求精度範囲内の仕上がりとなりました。

>>>W2430×2415 SUS304機械装置架台の加工事例はこちらから

ステンレス架台製作なら『BANKIN LABO』を運営する株式会社トリパスにお任せください!

「BANKIN LABO」を運営する株式会社トリパスはステンレス加工を得意としており、数多くの架台の加工実績があります。加工事例のページでも多数ご紹介しておりますので、是非そちらもあわせてご確認ください!レーザー、プレス、曲げ、溶接、色取り、塗装まで一貫して対応が可能ですので、架台製作をお考えの場合は、お問合せページよりご連絡お待ちしております。

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