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バーリング加工とは?メリット・デメリットについて解説!

バーリング加工とは?

バーリング加工とは、板金に穴をあけた際に、穴あけ部の周囲に立ち上げをつける加工方法です。フランジ加工とも呼ばれ、一般的には丸形状の加工が施されます。薄板の場合、ネジをはめ込む際の強度不足が懸念されるため、強度補強を目的に使用されます。

普通バーリング加工では、板厚と同じ寸法のクリアランスをとるバーリング加工です。フランジ部の厚さが先端にかけて薄くなります。

 

バーリング加工のメリット

①立ち上げ部分を溶接する必要がなく、工程短縮が可能

穴あけ部分に立ち上げを付ける場合、フランジを溶接する方法もあります。しかし、溶接工程の発生による製造リードタイムの長期化や仕掛品の発生など、デメリットが発生します。バーリング加工を行うことで、上記加工よりも工程を短縮できることはメリットといえます。

②立ち上げの付け根部分にゴミがたまりにくい

前述のとおり、立ち上げを施す場合はフランジを溶接する方法もありますが、溶接すると立ち上げ部品と母材の付け根が角となり、汚れがたまりやすくなります。バーリング加工では、付け根がR形状になりますので、汚れがたまりにくいというメリットがあります。

③加工品品質が向上する

溶接によるフランジ接合を行うと、溶接という性質及び薄板の性質上、歪みが発生しやすくなります。また、複数個所の立ち上げ必要な場合、その分溶接が増えますので、歪みの発生リスクは高まります。加えて、後処理の歪み取りの作業工数がかかり、製造リードタイムの長期化、製造コストの上昇につながる可能性もあります。

バーリング加工は、溶接レスにて立ち上げ加工を施しますので、歪みの発生がなく、高品質な加工品の製造が可能になります。また、アーク溶接の場合、人手による溶接となりますが、プレス機にて立ち上げを設けるため人手が介在せず、ヒューマンエラーを回避し、品質の低下を防止することが可能です。

 

バーリング加工のデメリット

バーリング加工は、QCDの全ての観点からメリットのある加工方法ですが、デメリットも存在します。

バーリング加工には、硬い素材が適しています。そのため、アルミなどの柔らかい材質にバーリング加工を施すと、強度不足による不良発生リスクが高まります。また、ネジの付け回しが多い場所の場合、ネジ山がつぶれる可能性があります。

これらのデメリットを考慮し、バーリング加工が不適切だと判断した場合は、カシメなどの締結方法を検討する必要があります。

 

バーリング加工とタップ加工

バーリング加工を施したあと、ネジ山を施すためにタップ加工を行うことがあります。板厚、素材によってはバーリング加工のみだと、ネジでの締結が強度的に不十分になることもあり、タップ加工が用いられます。

 

BANKINLABOのバーリング加工

「BANKIN LABO」を運営する株式会社トリパスは、板金加工における精密板金加工~型鋼・アングル鋼の製缶加工まで幅広く対応が可能です。生産設備としては、トルンプ社のレーザー加工機、NCベンダー、レーザー溶接システム、さらに立型マシニングセンタ、CNC旋盤など様々な加工機を取り揃えており精度の高い加工をすることができます。板金加工、架台・フレーム組立等、装置・機械に関する板金加工はすべてお任せ下さい。

今回ご紹介をさせていただいたバーリング加工は、前述のとおり、QCD全ての観点からメリットの多い加工方法です。当社でも、バーリング加工を用いて工程短縮・コストダウンに繋げた事例が多数あります。皆様のご要望に応じて、バーリング加工も含めて適切な加工方法を提案させて頂きますので、お気軽に当社にご相談ください。

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