サンダー処理とは?金属加工で行う研磨・仕上げ作業を解説!
金属加工の現場では、加工後に「サンダー処理」と呼ばれる仕上げ作業を行うことがあります。
例えば、
- 溶接後のビードを整える
- バリを除去する
- 表面をきれいに仕上げる
- 塗装前の下地を整える
など、さまざまな場面で使用されています。
製品の見た目だけでなく、安全性や品質にも関わる重要な工程です。
この記事では、
- サンダー処理とは?
- どんな場面で行う?
- 使用する工具
- メリットや注意点
について解説します!
サンダー処理とは?
サンダー処理とは、研磨工具を使用して金属表面を削ったり整えたりする仕上げ作業のことです。
主に、
- バリ除去
- 溶接ビード仕上げ
- 表面調整
- キズ除去
などを目的として行われます。
板金加工・溶接・切削加工など、さまざまな金属加工で使用されています。
↑バリをサンダーで処理している様子↑
サンダー処理はどんな場面で使われる?
溶接ビードの仕上げ
溶接後は、ビードが盛り上がった状態になります。
用途によってはサンダー処理を行い、表面を平滑に仕上げる場合があります。
特に、
- 外観部品
- 化粧カバー
- 店舗什器
などでは、見た目品質向上のために行われます。
バリ取り
レーザー加工や切削加工後には、切断面にバリが発生する場合があります。
サンダー処理によってバリを除去することで、
- ケガ防止
- 組立性向上
- 外観改善
につながります。
溶接焼け除去
ステンレス溶接では、熱によって焼けが発生することがあります。
サンダー処理によって焼けを除去し、外観を整える用途もあります。
塗装前処理
塗装前に表面を軽く研磨(面荒らし)することで、塗料の密着性向上させるために多用されます。
サンダー処理で使用される主な工具
ディスクグラインダー
円盤状の砥石を高速回転させて研磨する工具です。
溶接ビード除去やバリ取りでよく使用されます。
ベルトサンダー
ベルト状の研磨材を回転させて加工する工具です。
平面仕上げやヘアライン材の調整などで使用されます。
オービタルサンダー
細かな振動で表面を研磨する工具です。
比較的きれいな仕上げが可能です。
サンダー処理のメリット
外観品質向上
表面を整えることで、製品の仕上がり品質が向上します。
安全性向上
鋭利なバリを除去することで、ケガ防止につながります。
塗装・メッキ品質向上
表面状態を整えることで、後工程品質の安定につながる場合があります。
サンダー処理の注意点
削りすぎに注意
過度に削ると、
- 板厚低下
- 寸法変化
- 強度低下
につながる場合があります。
キズが残る場合がある
研磨目が残るため、仕上げ方向や粒度管理も重要です。
熱による変色
長時間同じ箇所を研磨すると、熱によって変色する場合があります。
特にステンレスでは注意が必要です。
ヘアライン仕上げとの違い
サンダー処理は主にバリ除去や表面調整を目的として行われます。
一方、ヘアライン仕上げは、一定方向の研磨目を付けて外観を整える仕上げ方法です。
用途や求められる外観によって使い分けられます。
金属加工ならBANKIN LABOを運営する(株)トリパスにお任せください!
サンダー処理とは、金属表面を研磨して整える仕上げ作業です。
主に、
- バリ除去
- 溶接ビード仕上げ
- 焼け除去
- 表面調整
などで使用され、製品品質や安全性向上につながります。
また、仕上がり品質を左右する重要な工程でもあるため、用途に応じた適切な処理が重要です。
BANKIN LABOでは、レーザー加工・曲げ加工・溶接から仕上げ処理まで一貫対応しております。
加工後の仕上がりや外観品質についてお悩みの際は、お気軽にご相談ください!

