曲げ加工でできない形状とはNG設計と対策を解説します!
板金加工における「曲げ加工」は、さまざまな形状に対応できる便利な加工方法です。
しかし一方で、形状によっては「加工できない」「精度が出ない」といったケースも存在します。
この記事では、曲げ加工でできない形状の代表例と、その対策について解説します。
曲げ「加工方法」について詳しくはこちら!
曲げ加工でできない主な形状
フランジが短すぎる
曲げ加工では、材料を押さえるために一定の長さ(フランジ長さ)が必要です。
この長さが不足していると、金型で固定できず加工ができません。
目安:最小フランジ長さ
→ 板厚の約6〜8倍程度
曲げ同士の間隔が近すぎる
複数の曲げが近接している場合、後から行う曲げの際に金型が干渉し、加工できないことがあります。
特に
・コの字曲げ
・箱形状
では注意が必要です。
曲げRが小さすぎる
材料や板厚に対して曲げRが小さすぎると、
・割れ
・変形
・精度不良
が発生します。
特にステンレスやアルミは影響を受けやすい材料です。
なぜ加工できないのか?
曲げ加工で制約が出る主な理由は以下の通りです。
・金型の形状やサイズによる制限
・材料の特性(硬さ・伸び)
・加工順序による干渉
つまり、「機械で物理的にできない形状」が存在するということです。
加工可能にするための対策
設計段階で少し工夫するだけで、加工可能になるケースは多くあります。
フランジ長さを確保する
最小寸法を満たすように設計を見直します。
曲げ順序を考慮する
干渉しない順番で曲げられる形状に変更します。
分割構造にする
一体加工が難しい場合は、部品を分割して溶接する方法も有効です。
R寸法を見直す
材料に適した曲げRを設定することで、品質を安定させることができます。
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