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レーザー加工とシャーリング加工はどう使い分ける?違いを解説します!

板金加工で材料を切断する方法として、よく使われるのが
レーザー加工シャーリング加工です。
どちらも「板を切る」加工ですが、実は“得意な領域”がまったく違います。
加工方法の選び方を間違えると、
「コストが余計にかかった」
「精度が足りなかった」
「逆にオーバースペックだった」
ということも起きがちです。
今回は、板金レーザー加工とシャーリング加工の違いと、正しい使い分けを解説します。

レーザー加工とは?

レーザー加工とは、レーザー光で金属を溶かしながら切断する加工方法です。
幅広い材料に対応でき、データ(図面)をもとにNC制御で加工するため、複雑形状や高精度加工が得意なのが大きな特長です。

↑レーザー加工の様子↑

レーザー加工を採用するメリット

・金型が不要(初期費用ゼロ)
・1個からでも対応可能
・複雑形状・曲線加工ができる
・穴あけ+外形を同時加工できる
・設計変更にすぐ対応できる
・試作〜量産まで同じ方法で加工可能
→ 多品種・小ロット・形状自由度が必要な部品に非常に強い加工方法です。

レーザー加工時のポイントはこちらの記事で解説しています!

注意点

・単純な直線カットだけだとコストメリットが出にくい
・板厚や材質によって加工可否がある
・熱影響による歪みが出る場合がある
・反射率の高い材質(銅・アルミなど)は加工条件がシビア
・数物の単純切断は割高になることがある
→ 「自由度は高いが、用途によってはオーバースペック」になることもあります。

シャーリング加工とは?

シャーリング加工は、大型の刃物で板を直線に切断する加工方法です。
はさみの原理に近く、機械で一気に切り落とします。
できる加工は基本的に「直線カットのみ」ですが、その分スピードとコスト効率に優れています。

↑シャーリング加工の様子(材料差込側)↑

↑シャーリング加工の様子(出口側)↑

シャーリング加工の仕組みはこちらの記事で解説しています!

シャーリング加工を採用するメリット

・直線カットなら非常に速い
・加工コストが安い
・大量カットに向いている
・熱影響が出ない(熱歪みなし)
→ 単純形状・直線切り・枚数が多い場合は最強クラスのコスパです。

注意点

・曲線や複雑形状は加工できない
・穴あけは別工程になる
・細かい寸法公差は出しにくい
・切断面にダレ・かえりが出ることがある
・小さすぎる部品は加工不可
→ 「とにかく真っすぐ切る」用途専用の加工です。

比較早見表

項目 レーザー加工 シャーリング加工
形状自由度 △(直線のみ)
穴あけ同時加工
試作対応 △(内容による)
量産直線カット
厚板対応
加工スピード

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