図面がなくても製作可能!ダンボールに引かれた線から製品になるまで
今回は「実寸サイズの線が引かれたダンボール」から製品を完成させた事例をもとに、その具体的な工程をご紹介します。
お客様からお預かりしたダンボールからCADデータを作成

SS400、t=2.3、L=2000、ダンボールの線に合わせたR曲げ
お客様からヒアリングした内容をもとに、ダンボールの形状をCAD図面としてデータ化します。
板厚や曲げ位置、使用材質などを設計段階で明確に定義。
図面がない状態でも、正確なCADデータを作成することで、製作工程に進むことができます。
レーザー加工機によるカット

完成したCADデータをレーザー加工機に取り込み、金属板をカットします。
当社では、ダンボールの寸法をそのまま再現できるよう、精密なレーザー加工を行っています。
レーザー加工や当社保有の機械についてはこちら!
曲げ加工と治具(ジグ)の活用

曲げ工程では、正確な角度を出すためにあらかじめレーザーで専用治具(ジグ)を製作します。
この治具を基準に、角度を確認しながら少しずつ曲げを進めることで、誤差のない仕上がりを実現。
経験豊富な職人が微調整を重ね、ダンボールに書かれた形を製品として完成させます。
曲げ加工や当社保有の機械についてはこちら!
完成した製品

図面がなくても製作できる理由
当社が図面なしでも対応できる理由は、以下の通りです。
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現物やスケッチから寸法を正確に読み取るノウハウ
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CAD設計・レーザー加工・曲げ加工・溶接加工・塗装加工まで一貫対応できる社内体制
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治具製作を含めた高い再現性と加工精度
これにより、「図面がない」「古い部品しかない」といったケースでも、製品化が可能です。
金属加工ならBANKIN LABOを運営する(株)トリパスにお任せください!
図面がなくても、ダンボール・現物・スケッチなどから製作することができます。
金属加工の豊富な経験と最新の設備を活かし、
お客様の「こういうものを作りたい」というイメージを確かな形にいたします。
「図面がないけど金属部品を作りたい」
「現物から同じ部品を再製作したい」
そんなときは、ぜひ当社にご相談ください。



